◆ こどもはたけ
子どもたちは自然から学ぶことがたくさんあります。
台所の生ごみから堆肥を作ったり、収穫した野菜でカレーパーティーを開いたり、
カブトムシやバッタ、トカゲなど、畑の住人と出逢うこともよろこびです。
新しい発見や感動、経験を重ねながら、こどもたちは成長しています。
◆ 子ども科学教室
東京大学サイエンスコミュニケーション(東大CAST)の学生さんにご協力いただき、毎年1~2回、楽しい子ども科学教室を開催しています。
CASTの学生さんは、身近にあるものを使って、考えもつかないような方法で科学の不思議な力を見せてくれます。
ドキドキ・ワクワクするような「不思議」をこどもたちにたくさん体験してもらいたいと持っています。
◆ お茶会
「くにちゃん」開室当初から10年続けてきた「お茶会」も、こどもたちの大好きな行事です。
日常の中では触れる機会の少なくなってきた日本の伝統文化も、思いのほか、こどもたちの心に響くようです。
◆ 子どもチャリティーマーケット
2011年3月11日の大震災のあと「くにちゃん」に集うおとなや子どもたちが力を合わせて「子どもチャリティマーケット」を開催しました。
当日はこどもたちも大活躍。震災で傷ついた仲間のためにと頑張りました。一回だけでは意味がないとその後不定期に続けてきました。
面白いゲームを考えたり、作品を作って売ったりと、子どもたち自身が震災でつらい思いをしている被災地の子どもたちに思いをはせながら、「子どもたちによる子どもたちのためのチャリティマーケット」を開いています。
売上金は、震災遺児の奨学金に寄付しています。
◆ 和算のひみつ
小嶋先生の周りには、いつも謎がいっぱいです。
「和算」という、江戸時代の人たちが楽しんだパズルや謎解きを教えてくださるのです。
おとなも子どもも、つい夢中になってしまいます。その他にも、すりこぎトンボの回し方やブンブンゴマの作り方など。
先生が持って来てくださるパズルやおもちゃは、全て先生の手作りです。とても愛情がこもっているのです。
◆ あそびうた
幼児向け雑誌や、各地の保育士さん向け講習会などで活躍中の歌のお兄さんたちによる「あそび歌」
パネルシアターやアニメーションもあって、子どもたちは大喜びです。
最初は恥ずかしがっていた子も、いつの間にか夢中であそんでいました。
◆ 地域交流
毎年、国立第四小学校で行われる北二丁目「ふれ愛まつり」や、市内各地で開催される「くにたちマルシェ」、「こどもあおぞら市」などに参加しています。
◆ その他の活動
亜紀子先生のアクセサリー教室では、畑で採取した数珠玉を使ったビーズアクセサリーを作りました。
数珠玉の芯を抜いたり、綺麗に磨いたり、下準備から始めます。子どもたちだけでなく、周りのおとなも一緒に楽しんでいます。
「子どもチャリティーマーケット」で販売し、売上金を震災遺児の育英資金に寄付もしました。
「くにちゃん」には、世界中のいろんな国からやって来たお友だちが遊びにきます。
「どんな国で生まれたの?」「どんな遊びをするの?」「どんなお料理を食べてるの?」
興味深々な子どもたちのために、スライドなどを使った「お国紹介のイベント」をしてもらうこともあります。
子どもたちに手作りの楽しさを知ってもらおうと、 開室当初より9年間にわたり、 毎月開いてきた「曜子先生の大好き手作り」では、身近な材料を使ったハロウィンのお飾りやシュシュ、布のコースターなど、子どもたちはさまざまなものを創造してきました。
2014年11月には、公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団(芸小ホール)による「芸術をプレゼント!派遣プログラム」のご支援をいただき、「パントマイム教室」を開催しました。
プロのパントマイマーの方をお招きし、子どもたちはとても素晴らしい体験をすることができました。
この他にも、多くの方のご支援の下、さまざまなイベントを行って参りました。
※イベントには、一部有料のものもございます。